OBiKWA「PINOTAGE 2007」



原産国:南アフリカ/アルコール度数:13%/内容量:750ml/酸化防止剤(亜硫酸塩)含有/輸入者:コルドンヴェール株式会社/「やまや」つくば店にて購入。平価一本680円、二本で1000円。
「オビクワ」の「ピノタージュ 2007年産」。南アフリカの南西部「西ケープ州(Western Cape Province)」産だが、ワイナリー、製造元はちょっと分からない。「ピノタージュ種」のワインは好き嫌いがはっきり分かれるタイプの特徴を持っている。炭、スモーク、或は獣のような、何とも変わった、しかも強烈な香りと、フルーティーで濃縮された甘い香りが同時に愉しめるので、最初は度肝を抜かれる。しかも、水色も香りも濃いのに、味の方はジューシーで、口当たりもとても軽やか。この辺のギャップに少々戸惑ってしまう。
良くも悪くも癖があるので、あまり食事と合わせようという気にはなれないが、就寝二、三時間ほど前に読書でもしつつ、チーズを肴に一、二杯。そういう愉しみ方には良いかもしれない。ちょうど日持ちも良くて、キャップをきちっと閉じておけば二、三日は余裕だった。これはスクリューキャップだったのが、作りが悪いのか、中々開いてくれず、切れ目をナイフで削ってようやく開いた。このハズレが稀なのか、それとも頻繁に出ているのかはちょっと分からないので、欠陥と明確に言えるものではないが一応指摘しておく。