茶語「茘枝紅茶」(TB)




日本緑茶センターの「茶語」シリーズのフレーバード・ティ。内容量は25g(2.5g×10袋)。広東省産の紅茶にライチのエキスを足して着香したもの。ライチはジャスミン、マイカイなどと並んでメジャーな香りではあるのだが、薬品のような匂いもしばしば。残念ながら、この茘枝紅茶にしても、同シリーズのマイカイ紅茶にしても指摘しうる点である。水色は明るい透明感のある黄金色で、渋味は少なく飲みやすい。香りがしっかり付いているので、抑えるために水出しで淹れてみた(――写真は水出しのもの。熱湯に比べて水色がやや薄めである)が、多少飲みやすくなったものの、あの独特の香りはしっかりと残っていた。やはり、本品はフレーバード・ティが好きな人でもなければ、あまり好まれるものではないと思う。