セイロン紅茶の現状について

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/pot/1233478751/
「紅茶deマターリ総合スレ〜12ポット目〜」より引用
158 :関西発紅茶をたのしむ会レポ:2009/02/08(日) 23:11:26 ID:???
会は定刻2時にに始まり、最初は会代表とムジカの堀江さんの挨拶が少々、マブロックのチャンディカ・ペレーラ氏の講演が1時間オーバー、ティーブレイクと質疑の時間が40分ほどだった。終了はだいたい4時20分くらい。
会場はムジカ奥のCafe tous les joursで部屋いっぱいに人がいた。全部で54人いたという。みんなの話す内容からだいたい半分くらいはマブロックやムジカの関係者、準関係者と思われる。(*ムジカの紅茶を扱う喫茶店だったり、mixiのムジカ・コミュの人間だったりということ。半分ほどがサクラだったという意味ではない。)
一番長かったのはペレーラ氏の話。マブロックの宣伝も織り交ぜられていたが興味深い話もいくつか聞くことができた。スリランカの75パーセントは仏教徒。私は今までずっとヒンズー教徒が大勢を占めると思っていた。ピーククオリティのウヴァの8割は日本に向けて輸出される。日本の紅茶シェアの65パーセントはセイロンティーが占めていて、3杯に2杯はセイロンティーという計算。
スリランカで紅茶普及に尽力したのはジェームズ・テーラーという人だが功労者だというのに墓がきちんと整備されていなかったそうだ。それを見かねた堀江さんが銘板を作り、墓に行くたびにウィスキーを供えて弔ったという。ウィスキーは墓守にも振る舞われることになり、墓の面倒もよく見てくれるようになった。
セイロン紅茶の種類は「ヌワラエリヤ」、「ウヴァ」、「ディンブラ」、「ルフナ」、「キャンディ」、「ウダプッセラワ」だった。ところが昨年さらにルフナから「サバラガムワー」が独立した。このサバラガムワーとは今までのルフナとされていた北の山地よりで標高750メートルぐらいとのこと。この新しいのもそうだが私は「ウダプッセラワ」も知らなかった。機会があればこれらの新しい紅茶も飲んでみたいものだ。
ティーブレイクの時間は最新のピーククオリティのディンブラを試飲。まだスリランカで試飲用にパック詰めされてから2週間も経っていない最新のものだ。いかにもセイロンティーという感じでなかなかおいしかった。お茶請けのケーキもおいしかった。次は5月10日(日曜日)に会が行われるという。次も参加してみたい。

セイロン紅茶に関して、検索していたら面白い記事が引っ掛かったので引用しておく(――過去ログに落ちると見難い為)。一頃まで紅茶といえばセイロンというイメージがあったが、やはり日本の輸入量に占める割合は高いようだ(――どういう一次資料にあたっての発言なのか分からないので、信用度や誤差が心許無くはあるが)。それにしても、ウヴァのピーク・クオリティー(八月頃)の八割が日本向けというのには驚いた。