CGC「押麦 無漂白」




内容量:1kg(298円)/原材料:大麦(国内産)/製造者:永倉製麦株式会社(静岡県駿東郡)/販売者:シジーシージャパン(東京都新宿区)/
かつて給食で定期的に食していたせいか、味覚が麦飯にすっかり慣れてしまい、今でも健康云々抜きに好んで食している。臭いやプチプチした食感が苦手だという人が多いそうなのだが、あの食感が慣れると心地良いものだ。ただ、雑穀の癖に米とそう変わらない値段というのは、農政及び経済的に困ったものだと思う。石破農相のご活躍を期待したいところである。
肝心の内容に関しては、もとより雑穀の味などさほど違いがあるものでもないし、土鍋を使った米の炊き方についてでも記して余白を埋める事にしよう。
まず、米はあまりごしごしと洗わない。洗った後は水に漬けない。ザルにあげて水をしっかりと切る。一時間ほどほっておけば、手に掴んでパラパラと落とせるくらいに乾く。時間が無ければ三十分ほどでも構わないし、逆に前の晩に洗ってしまっておいてもよい。水は米と等量。好みに応じて加減しても良い。
炊き始めは強火で。大体七分から八分もすれば、沸騰して吹き零れそうになるので、火を止めて蓋を開けて一、二度全体を素早くかき混ぜてやる。こうすると焦げ付きにくくなる。鉄のフライパンに似て、土鍋も使い込むと焦げにくくなる。最初に使う時は大抵焦げてしまうものなので、失敗した事のある人はあまり気にしなくて良い。さて、かきまぜて平にならしたら、蓋をしめて弱火か、とろ火で五分ほどすれば火を止めて十分ほど蒸らせば完成。慣れれば炊飯器より早く炊く事も出来よう。